宇田光志 Koushi Uda
岡山県赤磐市在住 1991年12月11日生
3兄弟の次男として生まれ
生後間もなく ダウン症と診断を受ける
15歳からペン画を描きはじめ
現在は作業所に通所しながら
アトリエにて日々楽しく
制作を続けている
「光志」のこと。
KOCHANの母、宇田由紀恵
光志がダウン症と診断を受けたのは
生後間もない時でした。
その病名すら知らなかった私たち
夫婦にとっては、
あまりにもショックな医師からの宣告でした。
将来のことを思うと
不安でいっぱいの日々でしたが、
家族や友達、たくさんの方々に支えられて
光志はゆっくり自由に育ってくれました。
小さい頃から絵を描くことが大好きで、
鉛筆やシャープペンで
細かい絵を描いて遊んでいました。
ペン画を描き始めたのは15歳の時でした。
記念すべき最初の絵は、
淡路島の公園のベンチで
描いた一枚で、海や船、明石大橋が
光志なりの表現で
描かれていたのを覚えています。
以来、自分の描きたい時、
描きたいようにマイペースで
ずっと描き続けています。
絵を初めて披露したのは、
成人のお祝いにと開催した
「二十歳展」でした。
その後、多くの方に声をかけて
いただいたお陰でいろいろな場所で
展示会を行うことができました。
素敵な出会いとふれあいを通じて
光志の絵に輝きが
増してきたように思います。
その頃からアトリエを
つくることが私たち家族の夢になりました。
2016年6月11日「こうちゃんのアトリエ」が完成。
週に2日は作業所に通所しながら、
あとはアトリエや自宅で絵を描く生活。
このアトリエができてからは
絵がどんどんと変わり、
星や花、山や海と自然なものが
増えていきました。
環境がかわると同時に心境にも
変化があったのかもしれません。
昔からの絵を知っている方には
「違う人が描いたみたいだね」と
よく言われます。
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ペンを持つ前に描いていた頃の作品
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ペン画で初めて描いた作品 「明石大橋」
彼が描く絵の題材や次に何をかくのか、
それは本当にわかりません。
思い立ったら下書きなしで描きあげる
不思議な世界です。
光志が絵の説明をすることはありませんが、
私から見て普段お世話になっている人、
家族のために描いた絵はなにか心を感じます。
特に兄の結婚式のサプライズプレゼントや
弟の部屋に飾る絵、大好きだった祖母に描いた絵は
特別なような気がします。
家族の夢でもあったこのアトリエで、
絵を描くことで光志はエネルギーをもらい、
見た人にエネルギーをわける、
そんな環境が生まれる場所になり、
同時に2023年3月21日より始めた
KOCHAN ARTレンタル定期便で、
多く方に利用して頂いて
共感してもらえたら嬉しいです。

これからも家族で、光志が健康で
自由にのびのび描ける環境を整え、
守り、 サポートしていたきたいと思います。
そして、その仕組みづくりをしていくのが
母としての私の役目だと思っています。
光志は、家族にとってとても大きな存在です。
人との絆、出会いをいつも光志が
繋げてくれているように思います。
障がいがあるなしにかかわらず、
ひとつのアート作品として、
観ていただいてなにかを
感じとってもらえたら嬉しいです。